便利な養生板を使って猫ドアをつける





みゃ〜大工一番弟子による「どこにでもキャットドア」つけちゃうぞ大作戦。
 
我が家は廊下に面して2部屋が並んでいる作り。猫たちがなるべく自由に動けるように、寝室とリビングの間の引き戸と廊下と寝室の間の引き戸はいつも十数センチ開けてありました。
しかし、冬は空気が動いて寒く、夏はエアコンが効かないという悪効果をもたらしていました。

また、廊下と寝室の間の引き戸はガラスをはめてあるため
追いかけっこをしてぶつかり、大きな音を立てていることもしばしばでした。
そこで、事故の防止と冷暖房の効率を上げるため、ガラス製の引き戸にキャットドアをつけてみました。
 
使用したもの  市販のキャットドア×1
           養生板
           木片
           一文字継手
           木ネジ
           カッターナイフ

(養生板は意外に切りにくいので、事前に刃は新しいよく切れるものに替えてください)










1・引き戸を平らに寝かせ桟を外して、一番下のガラスを外します。
  養生板をガラスと同じ大きさに切ります。
  危ないので、ガラスは速やかに安全な場所に移してください。

2・ガラスの替わりに養生板を引き戸の溝に合わせて嵌め込み、
     桟を戻します。
3・キャットドアを引き戸の外枠の桟に合わせて場所を決め、嵌め
     込んだ養生板を切り抜いて窓を開けます。 
4・キャットドア設置に要する厚みを作るためドアの枠と養生板の
     間に、桟と同じ高さの木片を挟みこみます

  木片の長さは隣の縦桟に届く位の長さが必要です。縦桟とは
     一文字継手で固定します。
5・裏面も同じように固定します。 
養生板で破れない障子にするぞ!
みゃ〜大工@見習い中による もう障子貼りとはサヨナラ〜「養生板で破れない障子」に!!
 
猫という生き物は、高いところに上ったり穴から覗いたりするのが大好き。
そんな彼らの本能をくすぐってやまないもの…それは「障子」
貼り替えているそばから、3本4本と爪を立てられ、泣いた経験をお持ちの方も多いはず。

めんどくさがりの私は、破れない=貼り替え不要の障子をめさずべく、障子紙の替わりに養生板を貼ってしまいました。








使用したもの 養生板
         カッターナイフ
         短い釘
 
1・古い障子紙を剥がし、桟をきれいにします。
2・通常障子紙は建具の裏側に当たる部分に貼っていきますが、
    養生板は厚みがあるため
表側に貼ります。
3・建具の外枠の内径に合わせて養生板を切ります。
4・切り抜いた養生板を表側から建具に嵌め込みます。
5・横桟、縦桟に短い釘で直打ちして固定します。

我家の場合は、築うん十年と今更惜しげのない状況でしたので、このように建具に直打ちをしましたが、両面テープでも充分イケると思います。
薄いプラ板やアクリル板が手に入れば裏側からのアプローチも出来ます。
ただし、養生板に比べてかなりコスト高になります。












































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