猫のために室内を居心地よく



上より、もじゃ公♀、みじめ、みかづき♂です。

この猫タワーは、拭けて座布団は汚れたら外して洗います。
2つのオープンな箱を作り、上の板にはドリルと糸鋸で丸い穴を開け、そこから上の段へ登っています。
穴を開けたりしなくても階段を増やせばいいのですが、くぐる様子が面白いのです。

なお、写真奥には窓枠の厚さを利用しロフトを製作、左下の植木鉢の下には排水溝があり、ブラシで床全体を洗えて水を流せるようになっています。

もとベランダに木枠の窓をつけたので床は工事せず、たまにペンキの色で模様替えしています。

ロフト・猫タワーとも天井までの高さ、もしくは壁から壁までの幅の角材(ここでは2×4の2m、1本300円相当)をまず土台に使います。
車に乗せられない製材の長さが足りないのは当たり前だと割り切り、足りない分は一文字金具などでバンバンとめて、必要な長さまで強引にもってゆきます。


◎猫タワーは、まず基本の天井までの柱をL字で固定し(この時家に2つほど釘の穴あきます。笑)、好きなところに箱(最低30cm四方のオープンの箱)、ステップを巨大な30cmのL字の金具で取り付けます。
写真では、一箱にL字2つ(天板、底板)ずつ使いました。
L字の金具には耐過重が書いてありますので、板や猫の体重に耐えうるものを選びましょう。
ステップも同じです。

◎ロフトは傷をつけなくて済むので、出来れば鴨居などの段を利用すると良いかと思います。
まず、横に渡す柱を用意します。
我が家は2×4の角材を継ぎ足して橋のように架けています。(うちは構造上手抜きで横に渡す柱を1本でやりましたが、)普通は2本あると完璧です。
さて、引っ掛けるところがない場合ここでも末端は頑丈なL字の金具でとめます。
とめるとき壁が薄い場合、板で補強してから釘を打つといいと思います。(また、中空ボード用釘も市販であります。)
鴨居が張り巡らされている御宅なら、柱を乗せるだけでいいです。
そして、平行して並べた柱2本に薄い(あまり、極端に薄すぎてもたわみます。)ベニヤ合板を釘で貼るだけで完成です。

此の時板を上からでなく下から貼ると、渡した柱の厚みが猫ベット・布団等の落下防止の柵がわりになります。
またロフトの奥行きを欲張って取りすぎると、奥に手が届かず掃除しにくいです。


◎ドアを2重にするには、めいめいの家の開口部の大きさにあわせ最初に角材で額縁を2つ作ります。
ここでは3cm×4cm×2mの杉の角材198円相当を使いました。
まず額縁一つを寝かせ、網戸の網とフェンス(2000円位を鉄のこで少し切ってサイズあわせた)をその額縁上に乗せ、テープ・画鋲・コード留めなどを使い固定し、上に2つ目の額縁をピッタリ被せ、その上から釘6cm位をまわりにぐるりと打ち固定します。
動かないことを確認してから、くるっと裏返して表の釘とかち合わないようにし、裏も同じ様に釘を打ちます。

最後に蝶番で取り付けますが、蝶番にも耐荷重があるので頑丈なものを何個かつけましょう。
鍵は「あおりどめ」で、庭側、室内側両方についています。
(また、我が家はレンガの厚み分10cmカバーをつけていまが、これはいらないと思います。

蝶番を取り付ける側に、さらに柱なり木を先に取り付けると、家に開く釘の穴の数が蝶番の数の分は減ります。
ちょうど靴箱もないので、木製タオル置く棚をひっくり返してドアにつけ再利用してみました。)

夏暑い時の外出は、外のドアを全開に固定し、このドアのみにすれば、猫をここで遊ばせたまま外出出来るので重宝です。




庭に出るドアも2重にし、網とフェンスをはさみました。
庭いじりの際の長靴なども、ドアにつけちゃいました。
(←甘栗むいちゃいました!の乗りで)






市販品と手作りの棚を組み合わせると人気です。


市販品も良いのですが凝った物は高額、巨大化の傾向が有り(しかも、天井の高さに合わず)、我が家サイズで安価には手作りをプラスすることにしました!
皆様の「ゲージの工夫」と同じく棚を増やすと喜んで利用します。

この場合ベニヤを三角に切り、なるべく窓枠の厚さを利用して乗せもう一方はL字金具でとめます。

壁のほうにも100均ショップの丸い板を裏に補強し、リズミカルにL字金具で取り付け階段にします。




おそらくこの2匹は兄弟ではと?
みじめ(上)を捨てたお家は判ったのですが...泣。
北海道にもいる牛猫なので皆兄弟なのか?






みじめ♀が、猫タワーではしゃいでいるもんで
つい撮りました。
カーテンを竹製から、布へ替えてみました。
竹のほうがアジアンでいいのですが
ざぶざぶ洗えないので。
450円のミラーカーテンですので、安っぽいです。



壁の箱は階段としてロフトに通じます。
ロフトを作る際、左側に身体の入る隙間を残してベニヤ板貼りました。
キャットタワーからも上れますが、2方向からいけたほうが喧嘩が少ないようです。

◎トイレの工夫ですが、初め頭数分のトイレを作り全く使わないところ(←猫の来客用なのか?笑)徹底的に使うところが出来たので、よく使う場所のトイレ自体を大きくしてみました。
トイレを大きくするとその上部の空間が勿体無くて、ブランコ椅子を被せ足を作り遊び場にしました。
ブランコ椅子の裏に、ゴミ箱のふたの裏につける消臭剤(柑橘系は嫌いのようです)を貼っています。

将来的には巨大トイレの上には、大きな金属のシェルフでバーゲンの猫の缶詰や砂などをストック出来る様に計画中です。
(写真にはありませんが、家の本棚の下も猫トイレを組み込んでいます。本に埃がつくので、あとは猫砂の埃除けの扉を養生板5mmでつける予定です。)




猫部屋のトイレは砂が200リットル入る水槽を切りました。
上にブランコを椅子に改良したものをかぶせ、
右側の箱に猫砂が8袋までストック出来ます。

スプレーする子もいるので、下にプラ段を貼っています。
壁の箱は階段兼寝床です。






みじめ♀が猫タワーにいます。

猫の頭上に座布団で隠れていますが
丸い穴があいていて
その穴が階段代わりになります。






もじゃ公が手作りロフトとタワーで遊んでいます。

壁の箱の階段から上り→猫タワーで下りるをやっています。
これだけで楽しいようですよ!


まずは簡単な猫の通り道を作ってみよう!





引き戸のガラスを1枚養生板にし、丸い穴を開けた猫の入り口」が、一番、最初は真似しやすいと思います。

コロンブスの卵ではありませんが、私は10年間ガラスって、素人はどうやって切るんだろう?、これに職人さんは頼みにくいし、下の方を切るわけですから、ガラスが落ちたら猫がギロチンのように切れてしまうとか?←大真面目に悩みました。
頭が固く「ガラスを切る」で「ガラス自体を外す」の発想がなかったのです!

建具が格子になっていると下一枚は外しやすいですが、流行なのか、近頃の建具はああゆう風に長いガラスを2枚ずつはめこんだドアが多いのです。
デザインを特別頼まないと、もれなくこのタイプが来ます。
養生板を使ってフロア−を仕切ってみよう




1階と2階を遮断してみました。
傷はくろ♂とみーみーぼー♀がつけました。
猫だけでなく、ストーブの熱も遮断出来省エネです。


冬の暖房のみならず、夏のクーラーが良く効くようになり電気代が助かっています。
(家全体閉め切って、クーラーの時ばかりでなく2階にいる人は開けっ放しでクーラーが使いたくない、1階1部屋はクーラーを使いたい時もありますので、この程度のドアでも空気の流れが遮断されるようです。
(猫は下の戸から、選択自由です。)

また猫が飛び出してはと、玄関の開け閉めに皆さん神経使われると思いますが、大きい荷物の搬入時これを使えば玄関を開けっ放しに出来ます。

写真の腰壁の上は中空の石膏ボードなので、左側に補強として添え木をしてます。

上は白く下はニスで塗ってから、ボンド、釘で家に取り付け、それに蝶番をつけています。
(ここでは、たまたま家にあった蝶番の耐荷重が弱く思えたので、ドアに廃品のキャスターつけてドアを吊るのでなくたたせています。有り合わせでなく、ちゃんとした物を購入しましょう。笑。)

我が家は階段にも明り取りの窓2つと親子電球があり、どうしても透明感が欲しかったのでしてませんが、省エネ対策には養生板の真ん中に発泡スチロールの断熱材を挟んで入れると、さらに良いと思います。』

◎ドアの作り方として、まず室内の空間に合うように安価な角材(ここでは3cm×4cm×3m、200円相当の杉)で四角い額縁を作ります。
(家の場合全体の高さよりキャスターの高さを引きました。)

その後、猫と人間の手の入り口に15cmくらいの四角になるように角材を取りつけます。

出来たら蝶番で取り付け、裏表を養生板(5mm厚、500円台)をカットし、立てたまま釘(釘の頭の大きい物がベストあまり小さいと抜ける。)でところどころ貼ってゆきます。

最後に薄いベニヤで、猫と手の2つの入り口にドア(5mm位小さめ)を取り付けます。

鍵はここでは安価な「あおりどめ」を3つ使用しています。




1階と2階の階段に猫のためにドアつけました。
下が猫入り口
上は人間の手で鍵が閉まるようにしています。
































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